小川村小根山 飯縄神社

飯縄社七山がけ 巡回神社⓶

小川村小根山 飯縄神社

小根山村五社の一つ 就中(旧)四月八日の祭日には神楽献奏または参籠するもの多く遠近の信者群集して祈願するもの数知らず。(小川村史より抜粋) 明治まで続いた飯縄七山がけの巡回神社の一つ (小川村稲丘飯縄山飯縄神社、小根山飯縄神社、信州新町信級飯縄山飯縄神社、信州新町越道飯縄社、信州新町水内飯綱山飯縄宮、信州新町水内立岩飯縄社、信更町吉原飯縄神社の七つ) 明治時代初期までは、多くの参拝者で賑わっていたと伝わるが。明治時代中期からの国家神道政策により弾圧を受け近くの小川神社に合祀されてしまい消滅する。

昭和初期までは、立屋から小根山に抜ける街道の途中の高台にあった飯縄神社の社地内には本殿が残っていたというが、現在は何も残されていない状態である。

小川村小根山 稲荷地籍から見た江戸時代までは小根山の飯縄山呼ばれた山

小根山の飯縄神社跡

付近には神社の土台石と思われる平らな石が数点確認できた。

神社脇を通る、立屋から小根山に抜ける街道、

神社跡から望む小川村小根山地区